圧倒的に男性が多いとされる中小企業診断士。
中小企業診断士の試験会場や理論研修会場でも男性ばかりですよね。
ただ、実は中小企業診断士は女性に特にオススメなのです。
本記事では女性にオススメする理由と現役の女性診断士についてまとめました。
女性の中小企業診断士二次試験合格者は1割弱
2018年度(H30)の中小企業診断士合格者(二次試験合格者)の男女比を示した図が上記のものになります。
女性の割合はたったの6%です。
ただ、女性の合格率が低いから割合が少ないのではなく受験者数も6%です。
そもそも中小企業診断士を受けている女性が少ないのですね。
ちなみに一次試験通過者の割合を見ても同じ6%です。
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中小企業診断士試験合格者の年齢・性別・勤務先の情報を調査!
本記事ではH30年度(2018年度)の中小企業診断士試験合格者(一次試験・二次試験別)を年齢・性別勤務先・受験地などの属性をまとめました。 ちなみに、データの出所は中小企業診断士協会(J-SMECA) ...
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主婦が独学で勉強して目指せる資格
中小企業診断士はストレート合格率約4%の難関資格です。
また、合格に必要な勉強時間は約1,300時間と言われています。
普通に生活していたらとてもじゃないけど確保できない勉強時間ですよね。
これは「サラリーマンだから…」「主婦だから…」といった話ではなく、だれでも無理をしないと確保できない時間です。
ただ、主婦はサラリーマンよりも勉強時間は確保しやすいです。
主婦をバカにしているわけでなく、食洗器や洗濯乾燥機を使って時間を節約したり、家事代行を使って外注することで勉強時間を確保することができるからです。
「お金がもったいない!」という反論もあるでしょう。
しかし、中小企業診断士の平均年収は740万円です。
将来的に年収を増やせると考えたら時短するための家電やサービスは浪費じゃなくて投資だと考えられませんか?
なんとなく中小企業診断士を取得してもビジネスをする気がないのならこの理屈は通じませんが、将来的に資格を活かすつもりなら非常に効率的な自己投資です。
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中小企業診断士の平均年収は約740万円!ただ格差も大きいので過信は禁物!
日本で唯一認められているコンサルタント資格である中小企業診断士。 中小企業診断士協会(J-net21)によると平均年収は約740万円と公表されています。 本記事では中小企業診断士協会「データでみる中小 ...
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独立した中小企業診断士の女性だけのグループもある
男性に比べて圧倒的に数が少ない女性診断士ですが、ネットワークを作るために女性限定で作られた「Ami」という女性診断士グループがあります。
女性診断士の数が少ないのはピンチではなくチャンスと考え、女性の感性を持ちながらロジカルシンキングで男性にもわかりやすい提案ができる診断士になろうというグループです。
女性で中小企業診断士になってもやれることは少ないんじゃない?と考えている人はぜひ検索してみてください。
ちなみに、コンサルタントやタレントとして有名な勝間和代さんも中小企業診断士保持者です。
また、日経新聞が調査したアンケートでは「取得したい資格ランキング」で1位を取っており、今後も需要が増加する可能性が高い珍しい資格です。
働く女性にはぴったりの資格と言えるでしょう。
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